台風19号とう〇こ
【重要なお知らせ】
丁寧語調の文章を書くのすら億劫になったので、誠に勝手ながら今回から「だ・である」調の語尾にさせて頂きます。異論は一切受け付けませんので悪しからず。
先日の台風19号で、武蔵小杉の街が手ひどくやられた。
武蔵小杉といえば、ここ最近急速に都市開発が進み、スーモの「住みたい街ランキング」でも毎回上位にランクインしている人気の高い街の一つである。
JRが3線、東急が2線通っており都心へのアクセスも良いため、タワーマンションが立ち並び、いわゆるアッパーミドル階層が好んで住む、セレブの街へと変貌しつつあったそうだ。
しかしいかにセレブでも自然災害には勝てなかったようだ。
武蔵小杉は多摩川沿いにあるため、土地が低い。そこに台風で降った雨水が溜まって街が冠水したお陰で、タワーマンションの地下にある電気系統がやられてしまった。ところへ増水した多摩川の泥水が下水管を逆流してきたため、下水道管も壊れてしまった。
泣きっ面にオオスズメバチぐらいな騒ぎである。
停電と断水になって困るのがトイレ問題である。どうやら武蔵小杉のあるタワーマンションでは、トイレを流すなというお触れが出たという。下水管が壊れたせいで、トイレの水を流すと下の階で溢れるんだそうだ。復旧には1カ月以上かかるという。
しかしにんげんだもの、トイレなんかそういつまでも我慢できるものではない。
現代日本においてう〇こをしないのはジャニーズとアイドル声優くらいなもので、用を足して律儀に便所を流す奴が出てくる。無論下の階であふれる。下の階の者にはたまったものではない。文字通りの大問題だ。
この大問題で、上の階と下の階の住民同士で大いに揉めているらしい。下の階の奴らよりは数千万円も多く払ってるんだからう〇こぐらい流させろと上の階の者が言えば、下の階の奴らもそれなりに金を払って住んでいるんだから、いくらなんでも他人のう〇こを部屋中にぶちまけられて黙って引き下がれるものかと応戦して聞かない。
タワーマンションには、住んでいる階によって学校でいうスクールカーストのような身分階層が存在するという話を聞いたことがある。
そんなのは都市伝説の部類だと思っていたが、今回の台風でそれが現実に存在する話だという事が分かった。カースト上位と下位が数千万円もの家賃の差をもって必死になって争っているのは、つまるところう〇こを流す権利だということだ。
台風19号も罪作りな災害だ。
この他にも、匿名掲示板で武蔵小杉の蔑称で打線が組まれたり、「ブリリア」なる名前のタワーマンションに風評被害が飛び火したりしているようだ。
ブリリアとは東京建物の高級マンションのシリーズ名である。車でいえばトヨタ自動車のレクサスのような要領だ。ブリリアの語源は勿論、ブリリアント(brilliant、光り輝くという意味)である。高級マンションには実に相応しい言葉選びだと思うが、字面だけ見ればいかにも音を立てて漏れそうである。ブリリアだってこんな事に巻き込まれるなんて晴天の霹靂だろう。気の毒の至りである。
ところで、googleで「武蔵小杉」の後にスペースを入力すると、「武蔵小杉 ざまあ」と予測変換が出る。おそらく、台風一過に急激に検索回数が増えたのだろう。
先日ネットニュースで、被災地である武蔵小杉が気の毒がられるどころか嘲笑されるのは、「社会分断」のせいだとする記事を読んだ。
小難しい内容だったからちゃんと理解できているか怪しいが、「武蔵小杉ざまあ」というのは貧富の差に向けられたものというよりは、武蔵小杉のタワーマンション住民を「不愉快な種族」と決め付けて、もはや「同じ人」、つまり助けるべき対象として認識していない事が問題の本質なのだそうだ。
そう言われてみれば、最近は社会分断を目にする機会が増えたような気がする。
「格差社会」とは2006年の流行語大賞だが、今や「階級社会」に取って代わられつつある。池袋での死亡事故では「上級国民」というネットスラングが一気に脚光を浴びた。「持てるもの」と「持たざる者」の差が広がりつつある証拠なのだろうか。そういう面を見れば、なるほど社会分断は進んでいるのかもしれない。
しかし、そもそもこの類いの事件は別に今に始まった話ではない。
第一、人間なんて成功すれば自慢話の一つや二つしたくなるもので、自慢された人間は恨み節の一節や二節歌いたくなるものだろう。そして鼻高々の奴がしくじれば、ざまあみやがれと溜飲を下げる。一概にそんなもんだろう。昔から「人の不幸は何とやら」とは良く言ったものではないか。
最近だって、youtuberやインスタグラマー、何をやってるんだかよく分からないIT企業の社長なんかが高級車を買ってこれ見よがしに金持ち自慢をする。アンチがこぞって低評価ボタンを押す。調子に乗って金持ち自慢をしていたインフルエンサーが詐欺にあう、逮捕される、文春砲が炸裂する。鬼の首を取ったかのように罵詈雑言がコメント欄に書き込まれる。親の顔より見た盛者必衰のサイクルである。
武蔵小杉にしたって一緒だ。タワーマンション住民なんて金持ちじゃなきゃなれまい。別に自慢などしなくても、自慢げには映るだろう。そこで台風でひどい目に遭わされれば、溜飲を下げるために、あるいは単にストレス解消目的で、「ざまあ」があふれかえる仕組みだ。あふれかえること、まるで下水道が壊れた便所のごとし。
輪をかけて今回は、不幸の内容が悪かった。
う〇こである。
下品を承知で書く。
う〇こには、人々を惹きつける不思議な求心力があるに違いない。
小学生男子の好きな言葉堂々1位は、この「う〇こ」という言葉だ。ちなみに2位はち〇こと昔から相場が決まっている。
小学生男子相手でなくとも、う〇こは漢字ドリルをバカ売れさせ、ミュージアムを盛況にする力があるのだ。
おそらくだが、今回の武蔵小杉へのバッシングは現代社会の「社会分断」という大仰なものというよりはむしろ、単純に「嫉妬×う〇こ」の奇跡的なマッチングが手頃なストレス解消に使われた、というような感じだと思う。
要は、う〇こに見舞われたのが運の尽きだという事だ。
それに、当たり前の事だが、今回の事件で金持ちも貧乏人もみんな等しくう〇こをする人間だと再認識できるはずだ。タワーマンション住民だろうがホームレスだろうが、みんなう〇こをするし、またう〇こをするためのトイレが等しく必要な存在なのだ。
件の記事の言葉を借りれば、「不愉快な種族」だろうが、みんなう〇こをして生きている「同じ人」だという事が、思いがけずして分かったのではあるまいか。
ともあれ、武蔵小杉の一日も早い復旧を祈るばかりだ。
人生終了したゴミニートの自己紹介
初めまして。
ようこそ、既卒無職の底辺の世界へ!!!
ブログ名にもプロフィールにもある通り、私は24歳、無職です。
1浪の末入学した都内の私立大学をこの春卒業して、いわゆる既卒無職となり、現在は就職活動中の身です。
実は私、情けない事に大学入学と共に燃え尽き症候群のような症状とコミュ障を併発して、人生で最も輝かしいはずの大学4年間をドブに捨てる痛恨のミスを犯しました。
当然サークルには入らず、バイトも適当に受けて採用された派遣会社で時々仕事に入るくらい。お客様の笑顔なんてただの一度も見たことがありません。
4年で何とか卒業できた事と、友達が出来た事が奇跡的なぐらいです(それでも、片手で数えられるくらいですが)。
あ、言うまでもありませんが、女友達は一人も出来ませんでした。
圧倒的同性率、驚異の100.0%。
彼女なんか薬にしたくても出来やしません。
さらに情けない事に、去年(大学4年)の、いわゆる新卒での就活中に、「うつ状態」という奴に陥りまして、そこから今までの多くの期間を引きこもり状態で過ごしました。
まあ、それまでの大学生活も半分引きこもりみたいなものだったんですが、この時期は何をする気にもなれませんでした。
結局、適当に受けた会社から内定をもらったものの、家族と喧嘩して論破され否定されまくって、内定を蹴ることにしました。
そして今年、公務員試験と就職活動にトライしました。結果はお察しください。
自己紹介と言っても、紹介できる自分はこれ位の代物です。
そんな私がブログを始めたのは、引きこもりを長く続けていたおかげで脳の機能が著しく低下したのを実感したからです。
詳しくはまた別の記事で書くかもしれませんが、引きこもりに陥ると、ひねもすのたり、のたりかなとばかりに一日中ネットサーフィンをするようになります。
しかも見るのは大概エロ動画か2ch。頭なんか1秒たりとも使いません。
かように腐った脳みそでは、自分の考えをまとめるのも至難の業です。
今ですら、文章を打つのがだいぶ億劫になってきたぐらいです。
だから就活中の日記代わりに、自分の思った事や就活中に体験したことを書き連ねていけば、少しは方向性が見えてくるのではないか、と感じたからでもあります。
私のブログは大学と就活の悪口がコンセプトになると思います。
まあ、言わずもがなこんな底辺無職で文才のかけらもない私のブログを覗きに来る人なんざほとんど存在しないとは思いますが、読者がいなくても私は私のためにDQN意見を堂々と表明して、ネットという情報のゴミ箱に駄文を書き散らして自己満足にひたろうと思う次第です。
以上、無職の無職による無職のためのご挨拶でした。
寒くなってきましたので、皆様お体ご自愛下さいませ。